藤原 将倫
メダカでグローバル展開を狙う。
唯一無二のクオリティのメダカを届ける。
『りょうすけー久しぶり!今カメラの仕事やってるんだって?
俺、今メダカの仕事やってるんだけど、写真撮影が難しくてさ。
大事に育ててるメダカだからどうしても綺麗に撮りたいんだけど、助けてくれないかな?』
彩鮮やかなメダカを育てるまさみちさん
たったの1人でメダカの育成、販売をする藤原さん。
メダカのビジネスというとたいてい『バカにされる』らしいのだが、実はグローバル展開まで視野に入れて、日本屈指の質の高さと彩豊かな最高品質のメダカを育てている。
『綺麗なメダカ以外は出さない』『どうせならFUJIのメダカは最高だって言われなきゃいけないよね』
FUJI ORIGINALのメダカに圧倒的な付加価値を付けるというこの姿勢
メダカの成長によって育てるための浴槽サイズのを随時変更したり、メダカの色が綺麗に出るようにしたいから、と浴槽の色にまでこだわりは波及していく。
メダカ界隈では噂になっているらしく、海外からのメダカが欲しいという問い合わせも殺到しているらしい。
町起こしに関して思うこと
自分(以下 了)
僕達がこれからやろうって思ってる町起こしの話を聞いて、率直な感想としてどうですか?
藤原将倫(以下 藤)
春野町の町起こしなんて、ものすごく大変なことだぞーって思ったのが正直な感想だったかな。
過疎化が進んでるのももちろんそうだし、いろんな課題がありすぎて山積みの状態。それでいて地域によっての人間関係のこともあったりするわけだし。
でもこれは批判的な意見っていうことではないよ。大変だけど可能性はゼロじゃないとも思う。
町起こしって枠組みがものすごく大きいわけじゃん?どうやったらいいか?っていう仮説/検証を何年もかけて少しづつ変化を作っていこうとしてるんだなって。
さっき具体的にこういうことやっていくっていうプランとかも聞いたりしたけど、やらなきゃ何も始まらないしわけだしさ。
(了)
全くその通りで、きっとめちゃくちゃ大変だと思います。
そもそもの抱えてる課題が多すぎるので、どれから手をつければいいのか?ってすごく考えたんですけど、
きっとお金をかけて解決するとか、交通インフラを整備することとか、田舎町の移住者に対して補助金の制度を作るとか、空き家問題や廃校の活用とか。課題は盛り沢山。
でもそういうことって僕達だけで勝手に動くなんてことはできない規模の話になってくるじゃないですか?それは賢い大人がやればいいって思ってて。
だからまずは小さくてもいいから、若者たちで自発的に勝手に始めちゃいました的なノリで走っちゃおうって。
自分達がYES、NOの権限を持ってできることを形として作ることから始めようって。
そしたらちょうどそれくらいのタイミングで『春野文化センターで写真展やりませんか?』ってお話をいただいたんですよね。
(藤)
その『写真展をやる』って話を聞いた時に、なんとなくりょうすけが描いてる絵が想像できたってのはある。
全く関係のない人が聞けば『なーにを言ってんだか』ってなるような話かもしれないけど、
『FUJIを町起こしの仲間として写真展で出させて欲しいんです』って言われた時に、『それは純粋に嬉しいな』って思った。
だって自分のやってる仕事を町起こしの写真展で大々的に取り上げてくれるって有難いことだし、協力しないわけがない。
それにその写真展も1回で終わらせずに、3ヶ月に1度、定期的に開催していくって話じゃん?
1回目は初めてのことだからいきなりたくさんの人が来るってことにはならないかもしれないけど、
写真展の回数を重ねていく毎に、地域の住民の方達の理解が増えてきっと応援したくなるだろうし、ビジネスとして関わりたいって人たちも自然と増えていくと思う。
しかもそれでいて、その写真展の様子を自分たちで動画や写真を撮って町起こしの活動の一部としてPRしていくわけでしょ?
『あ、こいつ本気だ』っておもったよ。笑
自分(以下 了)
ありがとうございます。
さっきの話に戻っちゃうんですが、会議室で背広を着た大人たちがいろんな話をして決めたような小難しい話は住民に理解されないって思ったんです。笑
ビジネスとして関わりたいって思ってくれる人ももちろん大事ですが、僕達がいちばん応援してもらいたいのは地域住民の人たちです。
なので、この春野町という田舎町で『なにがあると嬉しいのか?』って話を色々聞いて回ったんですけど、
『出ていっちゃった子供達が孫を連れて春野町にたまに帰ってきて、元気な姿を見せてくれるだけで嬉しい』って意見があったんです。
これを聞いたときそうか!って閃いたんです。わざわざ春野町に帰ってくるきっかけがないだけであって、それを作ったらいいじゃんって。笑
でも、ただの写真展をやったところで、『写真が綺麗だねー』だけじゃ全然物足りない。”自己満足の写真展だったね”で終わっちゃうじゃないですか?
それじゃ全く意味がないので、どうしたら地域住民の方達から『今度はいつやるの?』『またくるからね』『有難うね』って言ってもらえるだろう?って考えたわけです。
(藤)
なるほどね、それで来場者に対して写真を撮ってあげるサービスをねじ込んだってことか。
自分(以下 了)
そうです。会場に本格的な写真撮影をする撮影ブースを設置して、来場者の皆さんの写真を撮ってデータをプレゼントすることにしました。
家族ぐるみできてくれた来場者さんとかは特に喜んでくれると思いますし、写真展で撮った家族写真って思い出になるとも思うんです。
まだスタートしてないので、実際にどんなサービスがあったら喜んでくれるのかはわからないですけど、やりながらいろんなことを形にして
地域住民の人たちが喜んでやってくるイベントとして定着させなきゃって思ってます。
(藤)
すごくいいと思う。写真撮って欲しいから来たっていう入り口でもいいもんね。
それで写真展もついでに見てみて『へー、こんな町起こしやってるんだー』になったらいい。
地道にコツコツやっていきながら着実にファンを増やしていくって一番難しい事だけど、みんなでそれを作って行けたらいいよね。
これから写真展が春野町で当たり前に開催されていって、みんなへの認知が広まっていったとき、さらに次のステージに行く気もする。
商工会を巻き込んで商店街を利用して町おこし団体主催でイベントをやるとかさ。
そんな時に冷静に判断して、具体的に進めていくならこうしたほうがいいとか、行政がらみのここがややこしいから先手を打ったほうがいいとか
そういうことは大人に甘えていいと思うし、俺もできることあれば協力するからこれからの町起こし、楽しみにしてるよ。
また仕事困った時は連絡するからよろしく頼むね。
自分(以下 了)
もちろんですよ、またなんかあったら言ってくださいね!
これから町おこしが本格的に動いていきますが、変わらず応援よろしくお願いします!!